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5.予算に合わない物件を見せる営業マン
お客様によって、それぞれ経済的な事情は異なります。 予算の範囲を最初にくみ取り、その中で購入可能な物件を薦めるのが、私たち不動産業者の仕事です。 ですが中には、予算に合わない物件を薦める営業マンがいます。 高額の物件を売れば、それだけ利益も大きいからです。 ローンのお支払いで、お客様が行き詰まろうと、営業マンにとっては、特に問題が生じるわけではありません。 当初設定した予算を上回っていても、現実に設備や立地の良い物件を目のあたりにすれば、お客様の心も動きます。 「予算的に無理だろう」と考えつつも、営業マンに強く薦められたり、「少し頑張れば、可能かも」という根拠のないアドバイス一つで、つい踏み切ってしまうこともあります。 その結果、経済的な不安や困窮を味わうことになるかもしれません。
お客様の将来設計までをきちんと理解し、それに沿った物件を薦めるのが、営業マンの仕事です。
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